その他の注意点

僧侶を呼ばない場合

家族葬は一般葬と違って自由なスタイルで、故人を偲ぶ式を執り行うことができます。
菩提寺がなかったり、無宗教だという理由で僧侶を呼ばずに家族葬が行われるケースも結構あるようです。
しかし、僧侶を呼ばずに式を行ったあとで、参列した年配の親戚から何故僧侶を呼ばなかった、と非難されることもあると聞きます。

家族葬で僧侶を呼ばないこと自体は、けっして悪いことではありません。でも、家族葬は残された家族親族とごく親しい人たちが心をこめて故人を偲びお別れをする式ですので、その式を営む人たちが納得できる体裁を整えることも必要です。
宗教を持たない人にとっては、僧侶もお経も意味がないかもしれませんが、年配の親戚から見ると僧侶の読経のない葬儀は心落ち着かないものがあるのかもしれません。
また、一般論として僧侶の読経はある種荘厳な響きがあり家族葬の場が厳かな雰囲気になると言われます。
葬儀後の法要(四十九日や一周忌など)についても宗教の形式に従ったほうが、なにかと便利な場合がありますので、来ていただいた僧侶にご教示いただくこともできます。
だからといって、僧侶を必ずしも呼ぶ必要はありませんが、呼ぶか呼ばないかは喪主が単独で決めるのではなく、家族親族と事前によく打合せた上で、決めたほうがいい事項のひとつと言えます。

おすすめ記事ピックアップ!

  • 近年認知されてきた家族葬ですが、長寿高齢化と核家族化の常態化により今後ますます増加する傾向にあります。 家族葬にはメリットもありますが、デメリットもあります。

    詳細を見る

  • 家族葬で僧侶を呼ばない形式で葬儀を行った場合、戒名をどうするか問題になることがあります。 戒名は仏教式の葬儀を行う場合に、故人を出家者とみなして、俗名を捨てて代わりに名のる名前です。

    詳細を見る

  • 家族葬は故人の遺志や遺族の意向によってごく身近な親族で執り行われますので、一般の参列がある葬儀とは違い、故人の遺志を重視して柔軟に葬儀の内容を設定することができます。

    詳細を見る